2000年は歌手の安室奈美恵さんがファッションアイコンとして若者の間で絶大なる人気を誇っていた時代でした。

結婚や出産を経てもその人気が衰えることはなく、化粧品を始め美容業界における彼女の人気は他の追随を許さないほどだったのです。

小顔に細い眉は若い女の子たちの憧れの的であり、度々トレンドがニュースになることもありました。

この頃になると髪の毛を茶色に染める人が増え始め、黒髪よりもギャルと言われる茶髪の女の子たちが増えたのです。

戦後の歴史を見ても、経済的波及効果や美容業界における影響力など安室奈美恵さんほど突出した人物を輩出したケースは珍しく、1990年代後半から2000年代初頭にかけては、まさに彼女の時代と言えるでしょう。