美容室は全国でもコンビニ店舗よりも店舗数が多く、美容師になる方もそれだけ多くの方が存在するのは間違いないです。近年は美容師になるためには、多くの方が美容の専門学校に通うなどして、そこで技能を習得することも多く、最新の流行の髪型からひと昔前までの髪型までを大体、学ぶことが可能になります。
国家資格に位置付けられるため美容養成学校で学習し、試験を受けて合格することで美容師になることが可能です。本格的に美容師の登場は明治期の後半以降で、西洋の髪型の文化が輸入された点と断髪令が出された点で、日本でも徐々に浸透していきました。
それまではちょんまげや髪を束ねるだけで済んでいましたが、実際に頭をカットする場合にもその髪を整えることを重要とするようになったのは言うまでもありません。もっとも美容師法は明治期に制定された法律ですが、本格的な養成する学校が歴史の中でも登場したのは、大正時代になります。
七三分け・オールバッグ・角刈りが流行
歴史的にみても髪型の変遷は時代などによって、まちまちになっていますが、もし美容室を開業する場合などで知っておく髪型が存在するとすれば、昭和以降に登場したもので特に戦後に普及したものを習得しておくことがポイントになります。
男性の場合であれば、戦後の少年の髪型は丸坊主か坊ちゃん刈りの二つがベースで、成人男性では七三分け・オールバック・角刈りです。さらに時代が進化していくとGⅠカット・リーゼントが見られ、アイドルの中でマッシュルームカットなどもあります。多くの女性からも支持された男性アイドルの髪型が、流行のきっかけになることも多いのも特徴的です。女性の場合は少女の髪型は、おかっぱ頭が主流になり、成人女性でパーマなどのソバージュ系の髪型も見られるようになっています。
同時にヘアカラーなども取り入れるなど様々な髪型が生まれているため、流行に適した髪型があり、随時、取り入れていく必要があります。なおその時代に登場した女性アイドルの髪型が受け入れられているのは、男性の場合と一緒です。