2000年~2009年には、今までの歴史とは違ったダイエットが取り上げられるニュースがたくさんありました。

その中でも特筆すべきは、ダイエットピルの隆盛です。

凄まじいダイエット効果のあるサプリメントが販売され話題になりました。

多くの人が、このピルのおかげで大きく体重を減らすことに成功しましたが、深刻かつ致命的なリスクを伴うことに後から気づきます。

フェンフルラミンとデクスフェンフルラミンといった薬は、心臓の弁膜の問題と関連が認められます。

その後販売中止にするよう通達がされました。

2008年には、こうした薬による新弁膜の問題は、服用を中止した後でさえ発病の引き金になるという研究結果が示されます。

センセーショナルなニュースとして世界中を駆け巡りました。