今では当たり前となっている健康食品の普及。

健康食品の中には必ずしも安全とは言いきれないものがあることをご存知でしょうか。

2000年~2009年の21世紀の幕開けの時代にも、歴史に残るニュースがありました。

「天天素」による健康被害です。

天天素とは、ダイエット食品であり、中国の漢方薬としてインターネット等で販売されていました。

しかし、全国各地から健康被害が出た他、東京都ではこれと因果関係の可能性のある死亡事例が発生しニュースとなったため、厚生労働省医薬食品局が調べて見たところ、体に害のあるマジンドールや、シブトラミンなどの医薬品成分が検出されました。

このことから、各地では天天素を健康食品として容易に摂取することへの忠告がだされました。

天天祖を食べた人々からは嘔吐や、目眩、頭痛等が起こる可能性があります。