2010年~2018年頃までは、骨粗鬆症の治療薬を飲んでいると、顎骨壊死を(顎の骨が腐る)来しやすく、発症すると治せないと言われていました。

ところが、2018年2月17日の14時からNHKEテレで放映された番組では、それは誤解だと言われています。

虫歯や歯周病を放置して適切な治療をしない方が、顎の骨が腐ってしまうリスクが高くなるのです。

また、発症したら治せないと言われていましたが、治療すれば治ります。

さらに、顎骨壊死を引き起こす骨粗鬆治療薬はビスホスホネートとデノブマブだけで、これら以外の骨粗鬆症治療薬は問題ありません。

これらの薬はまだ歴史が浅く、このニュースは一部の専門医の間にしか広まっていないようですが、虫歯治療や歯石除去が顎骨壊死の原因ではないという事は、知っておきましょう。