1950年~1959年の美容整形の歴史でニュースになったのは、1955年の5月9日に日本人の倉本美津子さんとたけもとみえさんたちがニューヨークに渡り、ミッチェル空軍基地で記者会見しました。

それによると10年前に起きた広島の原爆の爆風により、傷を負った25人の日本人女性たちが、整形手術の奇跡を信じて自分の元の顔を取り戻そうとはるばるニューヨークに渡ったそうです。

1875年にはすでに日本にも美容整形が伝わっていましたが、まだまだアメリカの技術には及ばなかったようです。

美容整形の技術が普及していったのは第二次大戦後のことでした。

これは戦後欧米の文化が流れてくるようになって、日本人が欧米人に憧れを抱くようになったためです。