1980年~1989年は韓国では民主化運動が開始しました。

その中でも1980年5月に光州で20万人が参加をした「光州事件」という、大規模な運動が起こりました。

運動に参加した、学生を始めとする市民は、当時結成された新軍部によって消えてしまったといわれた民主政治を求めて運動を起こしました。

この事件の鎮圧の際に政府軍がデモグループだけでなく、女性や一般市民にも無差別に攻撃をしたこともあり、死者は170名、負傷者や拘束者は4636名でした。

しかし、メディアは情報統制をひかれたため、長い間ニュースでも報道されることがありませんでした。

この事件の首謀者とされる金大中氏は死刑となりました。

今では民主政治を行っている韓国ですが、このような歴史を持っています。

そして、2017年、韓国の大統領ムン・ジェイン氏は政府が無差別に市民を攻撃した歴史に対して正式に謝罪をしました。