1960年~1969年(60年代)に、美容に関するニュースといえば美容整形が本格的に日本に到来したことが挙げられます。

歴史をさかのぼってみると、元々美容医療というのは19世紀の初め頃に、外科技術の進歩と共に発展してきました。

しかしながら、形成外科は世界大戦時の兵士の治療から発達したものだったため、1940年代頃は形成外科技術を美容の目的などで使うのはけしからん、というような風潮があったようです。

その当時の記事などを見ても、美容整形にはまだまだ否定的な世の中であったことが伺えます。

その風向きが変わったのは、戦後に平和な時代を迎えた事と日本での高度経済成長も背景として考えられます。

昨今ではプチ整形などとも言われる二重手術などは身近なものとなっていますし、容姿コンプレックスを解消することで積極的になれるなどの心理的効果も注目されて、今後も美容整形人気は上昇していくと思われます。