アジアにおける美容の歴史

世界的に美容大国として認められている韓国は、アジアの美容の歴史を語る上で重要な位置づけがなされています。日への探究心が強く、常に進化し続ける韓国の美容業界は今や世界に影響力を及ぼすまでになりました。

今では当たり前になった、女性が使用するファンデーションのクッションファンデーションと呼ばれるタイプの商品は、韓国で開発がなされて今や世界中で使用されています。こういったところに韓国の美しさへの探究心が垣間見られるのです。

韓国人はもともと美容に対する意識が高く、昔から美肌へのこだわりが強いお国柄でした。よもぎ蒸しは血行を促進して美肌効果が高いことから、古くから韓国人の間で用いられてきた伝統的な美容ケアの方法です。また、朝鮮半島に古くからある高麗人参は体の健康だけでなく、美肌効果を期待することが出来るとあって、韓国の漢方の伝統に根ざして用いられてきた天然の美容ケアだったのです。

美容整形大国としての歴史がはじまる

韓国は80年代の終わり頃まで非常事態が続いていたことから、国民生活が苦しいこともあり、古くからの伝統的な方法を用いた美容ケアが民間療法とともに用いられていました。しかしながら、90年台に入ると韓国国内の人々の生活が豊かになり、さらに効率を考えた手軽な美容整形が普及するようになったのです。

たしかに、伝統的な手法を用いた美肌ケアというのはある程度の効果を期待することができ、手軽でコストもあまり掛かりません。しかしながら、生活が豊かになるに連れて韓国の人々は劇的な変化を求めるようになり、その結果、美容整形がもてはやされるようになったのです。整形技術も技術革新を重ねて今では世界トップクラスの技術を誇ります。世界中から人々が整形のために韓国を訪れるようになりました。

そんな韓国の美容の歴史は、新たなステージに突入しつつあるのです。韓国のアイドルグループからメンズコスメの流行が始まったと言われています。この国では、男性でも当たり前のようにメイクをする時代を迎えているのです。