1970年の歴史的なニュースは大阪万博の開幕がこの年でした。
老若男女とはず、世界から来たパビリオンに、今まで見たことがなかったものを見ようと大勢の人たちが訪れました。
世界との文化交流が盛んになったおかげか、「ウーマン・リブ」という風潮が日本の女性たちの間にも出てきました。
「ウーマン・リブ」とはアメリカから起こった女性解放運動のことで、男女は社会的に対等であるという主張を掲げたもので、日本の男女雇用機会均等法の制定に大きくかかわりました。
このことをきっかけに女性のファッションや美容への意識が大きく変わり、海外ではミニスカートは女性の美や自己表現の象徴であり、既製品の服をコーディネートして楽しむことは1960年代から行われるようになりました。