1963年に起きた美容ニュースは、アメリカの美容師ヴィダル・サスーンが編み出した「ボブカット」という斬新なヘアスタイルが世界各国の美容業界に衝撃が走ったことです。

美容業界の歴史を塗り替えたとも言われており、シザーズカットによる後部の刈り上の作り方は芸術とさえ称されるほどでした。

また、当時の女性のヘアースタイルはロングが基本であった為、耳の上までに短くした髪型は女性の清楚さに欠けると酷評を受けていました。

ところが、当時の人気女優であるマリリン・モンローが「ボブカット」にしたことで、短い髪型も女性の魅力を引き立てると見直されたのです。

今では女性のショートヘアーの定番であるカット技法のひとつになりました。