1960年代に入ると、目元を強調した所謂アイメイクが女性の興味関心の中心になってきました。
1961年にはダブルラインなどの専門用語が女性向け雑誌で使用されるようになり、そこからアイシャドーやマスカラ、つけまつげなどの現在でもつかわれるメイクが徐々に発展していきました。
美容としては「目を大きく見せたい」というのがこの年代の大きな特徴の一つと言えるでしょう。
1960年代は歴史的に見るとカラーテレビの普及などからカラフルなものが求められるようになった時代ですから、女性のメイクもよりカラフルでインパクトのあるものが求められるようなってきていたのです。
1950年代のニュースと1960年代のニュースを、女性の美容をテーマに見比べると、その違いが良く分かります。